鼻の下が長いと、顔全体が間延びした印象になってしまいます。また年をとると鼻の下から上唇が伸び、上口唇が薄くなってしまいます。人中短縮術はそんなお悩みを解消する治療です。鼻の下を短くすることで顔全体がバランス良く引き締まり、上唇に立体的な厚みを出し美しい口元を作ることができます。口周りの筋肉にボトックスを注射する方法と、鼻の下を切開し縮める「リップリフト」手術から症状やご希望にあわせて選択します。
口周りの筋肉(口輪筋)にボトックスを注射すると口周りの筋肉の緊張が緩和されて、上唇がちょうどよく上向きに反り返り鼻の下がスッキリと短く整います。効果は約1~2週間で現れ3~6ヶ月程度持続します。半年に1回程度の定期的な施術をおすすめします。
適切な量を適切な部位へ数ヶ所注入していきます。注射器は痛みを和らげるマジックニードルを採用しています。
鼻の下の付け根に沿って4~9mm程度皮膚を切除し縫合することで、鼻の下が短くなります。また、縫合の際に上唇が引っ張られるため、唇に女性らしい立体的な厚みを出すことが可能です。傷が目立ちにくい鼻の付け根部分を切除するため、傷跡はほとんど目立ちません。
実際に鼻の下が長いというお悩みに、この「鼻下短縮術」は大変適した手術ですが、それ以外の原因でも鼻の下が長く見える場合があります。たとえばアップノーズ(鼻が上向き)であるケースや鼻柱基部(鼻の真ん中の付け根)が奥まっているケースです。この場合は鼻の形成手術が適しています。まずはカウンセリングでしっかりと診断し、適した治療法をご提案いたします。
※局所麻酔代、施術後の処方薬(痛み止めの薬等)一切込みの記載です。