リペア(修正)治療のご案内
美容外科歴40年以上の医師だからこそ、その長年の経験や知識を活かせる
かつて行った治療のトラブル対処やお直し、メンテナンスをする「リペア治療」
- 昔入れた豊胸バッグをそのままにしている
- かつて注入した脂肪がしこりになってしまった
- 現在の体形に合わせて、豊胸バッグからヒアルロン酸豊胸にチェンジしたい
- 鼻プロテーゼが浮き出てきた…
- ワキガが再発した
- 年齢とともにまぶたがたるんできたので二重のラインを見直したい
などのお悩みにはリペア治療をおすすめします。
美容外科医として長年多くの患者様を診てきましたが、最近『20年前、30年前に手術したが、不具合を感じてきたので治したい』というご相談をよくいただきます。
そして、患者様ご自身が当時の施術状況をよく覚えていらっしゃらなかったり、うまく説明できなかったりというケースもよくあります。
しかし私であれば、当時の流行りの術式や薬剤(豊胸バッグやフィラー)も実際の経験を通して熟知しており、リペア治療においても的確かつ最小限のダメージでアプローチできるのが40年以上美容医療に携わってきた医師として有利な点といえると思います。美容医療の世界は日進月歩の勢いでアップデートされていますので、気になること等ある方は一度ご相談ください。
古くなったバッグや注入後にしこりになってしまった脂肪は正常組織を傷付けてしまうことがある
また、『大したことない違和感だったから放置していた』という方もよくいらっしゃいますが、ご自身が考えているよりも深刻な場合があります。
20年以上入れたままにしていた豊胸バッグに日頃違和感を感じていたが、重い腰を上げてようやく来院したという方がいらっしゃったことがありましたが、患部を切開してみたら古いバッグはカチカチに石灰化している上に形は崩れ、さらにそこに組織が絡みつくという酷い状態であったこともあります。
ご自身に自覚がなくても、古くなったバッグや注入後にしこりになってしまった脂肪は、トラブルの元になりますので、気になった場合はなるべく早めに受診いただけますと、よりスムーズな処置ができます。
トラブルの4兆候
こんな症状があったら赤信号です!
早急にご相談ください。
特に注意してほしいのが「痛み・赤み・腫れ・熱感」がないかどうか。
これらはトラブルの4兆候です。いずれかを感じたら赤信号。ほとんどの場合、化膿しているかアレルギー反応を起こしています。早急にご相談ください。
豊胸バッグの抜去
豊胸手術後の様々なトラブルを解消
以前より豊胸手術といえば「シリコンジェルバッグ」や「生理食塩水バッグ」などが主流ですが、『硬くなってしまった』『違和感が消えない』『新しく豊胸し直したい』『元に戻したい』などのお悩みに対して、挿入した豊胸バッグを抜去する手術を行うことができます。『術後年月が経ったのに、最近になって痛みを感じるようになった』『ダウンタイムはとっくに終わっているのに、痛みや違和感がずっと残っている』などの方はなるべく早い受診をおすすめします。またバストに注入した脂肪が硬くなってしまった場合も除去することができます。
こんな豊胸手術後のお悩みを解消します。
- 豊胸手術から時間が経ち、バストの形や大きさに違和感を感じるようになった。
- 古いバッグから、現在の体型に合わせたバッグに入れ替えたい。
- 元のバストに戻したい。
- バストが硬くなってしまった。(カプセル硬縮を起こしている。)
- 他院で受けた手術をやり直したい。
- バッグが破損した可能性がある。
- 痛みがある。
- バストが変形してきた。
- 脂肪注入によって硬化した脂肪の除去。
- バッグではなく注入治療によって自然な大きさのバストへ変えたい。
豊胸バッグ抜去について
一度バストへ挿入されたバッグを取り出す手術なので、挿入した際の医師がどのような処置をしたか、また今現在バッグがどのような状態になっているのかによって施術時間や処置が大きく異なります。 例えば、挿入から年月が経ってしまっている場合など、状態によっては他組織への癒着が激しかったり、組織内でバッグが破損し中身が流出してしまっていたりすることがあります。 いずれの場合も、患者様のバッグの状態をよく確認し、抜去後の状態も考えた上で適切な処置を行います。 手術跡を目立たなくする・体へのご負担を出来る限り軽くする・他組織を傷つけないように処置するなど、患者様のご不安を院長カウンセリングでしっかりフォローします。
- 処置時間
- 60分~(治療法により異なる)
- 麻酔
- 局所麻酔
- ダウンタイム
- 腫れ、内出血・疼痛など(症状によって個人差があります)
- 通院
- 1週間後に抜糸
- シャワー・入浴
- シャワーは患部を濡らさなければ翌日から/入浴は抜糸後に状態をみて判断します
新しいバッグへの入れ替えも可能
古いバッグの抜去と同時に新しいバッグへの入れ替えや、他院で手術したバストの修正も可能です。抜去と挿入を同時に行えるかどうかは医師の診断によります。まずはご相談ください。
コヒーシブシリコンジェルバッグ
コヒーシブシリコンジェルバッグは、自然な仕上がりと硬縮を起こしにくいバッグでなじみやすいのが特徴です。
※リスク副作用:拘縮、リップリング、シリコンバッグ破損、外科的手術に伴う合併症等
抜去後に注入治療への切り替えも可能
豊胸バッグ抜去と同時に注入治療を行う事もできます。当院の「ヒアルロン酸豊胸術」は注射による施術で自然なボリュームアップができます。『今後はバッグを入れたくない』などの場合には注入治療がおすすめです。
豊胸用ヒアルロン酸
あさひ美容外科では、身体への吸収速度が遅い持続性と感触や仕上がりが自然なヒアルロン酸を採用しています。体内組織との馴染みが良く、揺れや動きに関してもとても自然で重くありません。
※腫れ・赤み(リスク・副作用):稀に内出血や腫れが発生することがありますが、徐々に落ち着いていき約1~2週間で治まります。また手術後の痛みには個人差がありますが、痛み止めを処方します。
費用について
ドクターカウンセリング無料
- 豊胸バッグ抜去手術
- 330,000円(税込)~
※癒着・硬縮・石灰化等がある場合、挿入物によって別途費用がかかる場合がございます。
※自由診療です。
- 豊胸手術(コヒーシブシリコンジェルバッグ)
- 両胸200cc(片胸100cc)330,000円(税込)
※モティバのバッグはプラス33万です。
※自由診療です。
- ヒアルロン酸バストアップ
- 1cc 3,300円(税込)
※体型などにより個人差はありますが、1カップアップは片側50ccずつ(両胸100cc/33万円(税込))が目安で標準費用です。
※施術基本料金や麻酔代、薬代等はかかりません。注入量×3,300円(税込)が合計金額になります。
※自由診療です。
注入した脂肪のしこり除去
主な治療部位
自らの脂肪を吸引し、ボリュームアップさせたい部位に注入する「脂肪注入」ですが、注入後に固くしこりになってしまうことがあります。注入した脂肪のしこり除去のためには切開しなければなりませんが、硬くなってしまった脂肪は石ころのようなもので、トラブルの元となる可能性があります。早めに取り除くことをおすすめします。
豊胸シリコンバッグを抜いた後に脂肪を入れるとこのように固まりしこりになります。
注入する脂肪が自分のものでも必ず安全というわけではない
いくら自分の脂肪だとしても無条件で安全というわけではありません。一度に多量の脂肪を注入すると吸収される量も多量になってしまいますし、トラブルの元や生着せずしこりになってしまうことも懸念されます。
「部分ヤセのためにより多くの脂肪を吸引して、ボリュームアップしたい部分にはできるだけたくさん注入したい」というご要望はよくわかるのですが、脂肪の吸引量と注入量は別で考える必要があり、本来は少量ずつ数回に分けて注入していくのが脂肪注入の理想なので、注入する部位に合わせた適量を判断することが大切です。とくにバストは「より大きくしたい」というご希望が多いためか、しこりのご相談が多い部位です。
最近、増加しているのが目の下のクマへの脂肪注入後にしこりができたというご相談
近年、目の下のクマ治療がブームになっていることから、経結膜脂肪除去の後に脂肪注入を行って、しこりになってしまったというご相談が増えています。繊細な部位なので早めの処置が必要です!
Q&A
- Q脂肪吸引した部位や吸引量・脂肪注入量を覚えていないのですが、しこりの除去は可能ですか?
- A可能です。カウンセリングで患者様の状態やお話から的確に診断し、適切に治療します。
- Q注入した脂肪がしこりのなってしまったのですが、痛みはありません。それでも除去した方がいいですか?
- A痛みがなかったとしても、体内で硬くなってしまったしこりは色々とトラブルの元となる場合があります。今後痛みや腫れがでてくる可能性があるのでなるべく早めの除去をお勧めします。
- Q施術時間はどれくらいかかりますか?
- A患者様の状態や施術部位によります。また、注入した脂肪のしこりを除去するためには切開手術になるので、抜糸のため通院していただく必要があります。
- Q再度、脂肪注入できますか?
- A部位や状態によります。医師にご相談ください。当院ではバストへの脂肪注入は原則お受けてしておりません。また、最近では厚生労働省の認可があり、安全で長期持続性のあるヒアルロン酸もございます。またその中から、[バスト専用のもの][頬のコケ・凹みに適したもの][目の下のクマ・タルミに適したもの]など部位やお悩みにあわせて選ぶことができます。
費用について
ドクターカウンセリング無料
- 注入した脂肪のしこり除去
- 1部位 110,000円(税込)~
鼻やアゴなどのプロテーゼ抜去
過去に入れた鼻やアゴなどのプロテーゼを取り出す施術です。
- かつて入れたプロテーゼを取り除きたい
- 時代とともに鼻やアゴの形や高さの流行が変化したので、プロテーゼを入れ替えたい
- 自分の加齢による変化に合わせてプロテーゼを入れ替えたい
以上のように、ご自身の好みやその時々の流行に合わせたデザインにするためなど、様々なご要望に対応する施術ですが、赤みや違和感などを感じた場合には、緊急性が高いことがありますので早めの抜去をお勧めします。
赤みや痛みを感じた場合はすぐにご相談ください
プロテーゼが皮膚を貫通して露出する可能性や細胞の壊死の可能性もあります。
内部で不具合が生じてしまうと、プロテーゼが皮膚を突き破って露出してしまうことがあります。露出する前兆の症状として多いのが挿入部位周辺の皮膚に赤みです。痛みがなかったとしも、皮膚に損傷や皮膚細胞の壊死が起きる前ご相談ください。また赤み以外も下記のような違和感や異変がある場合は早めに受診してください。
- 緊急性が高い
挿入部位またはその先端(鼻先やアゴ先)が赤くなっている
- 緊急性が高い
プロテーゼが肌を突き破って露出してしまった
- 緊急性が高い
腫れや痛み、熱感がある
- 緊急性が高い
鼻先やアゴ先からプロテーゼが飛び出してしまった
- プロテーゼが歪んできた
- プロテーゼの位置がずれてきた
- 挿入した部位の先端(鼻先やアゴ先)が血色が悪く白くなってきた
- プロテーゼ挿入した部分を触ると中でペコペコと凹むような感触や位置がズレるような感覚がある
手術跡はなるべく目立たないように抜去
手術は可能な限り鼻や口の中など、跡が目立たないように行います。手術後1週間後ぐらいに抜糸いたします。また、プロテーゼ挿入から時間が長く経過していると石灰化や周囲の組織との癒着が強いなっていることが多く、術後の腫れが大きくなることはありますが、1週間経過した位から徐々に腫れが引いてきます。
プロテーゼの入替やヒアルロン酸注入への移行にも対応しています
まずは患者様の現在の状態をしっかりと診断しご希望を伺ったうえで、抜去だけでよいのか、抜去後に入替や注入が必要なのか適した方法をご提案します。『抜去後はプロテーゼは挿入せずに元の自然な形にしたい』という場合でも、抜去しただけでは、不十分な場合があります。その場合は新たにプロテーゼを入れ直すか、または鼻やアゴに適した厚生省認可のヒアルロン酸注入を行います。
費用について
ドクターカウンセリング無料
- プロテーゼの除去
- 鼻 330,000円~(税込)
アゴ 330,000円~(税込)
ワキガの再発治療
以前に受けたワキガ治療はどのような施術でしたか?
汗腺削除の手術
剪除法、イナバ式削除法など汗腺を取り除く手術はワキガの根治手術としては的確な術式ですが、完全に取り切れているかどうか術者次第です。また入院が必要だったり手術の傷が大きく残ったりのデメリットは拭えません。
汗腺を吸引する手術
ひと昔前に用いられていた吸引法は、手術の傷は小さいですがアポクリン汗腺のある範囲を目視で確認するわけではないので、どうしても汗腺を残しやすく臭いが残ってしまう傾向がありました。
ミラドライやビューホット等の照射系施術
汗腺を焼いてダメージを与え機能させなくする施術ですが、1度で汗腺全体を確実に無効化させることは難しく効果には個人差が出やすい施術です。またアポクリン汗腺の範囲をしっかり把握でいていないと効果が全体に及びません。減臭治療として回数を重ね、ほぼ気にならない程度を目指すのであれば秀逸な治療です。
ボットクス注射や制汗剤等
汗を抑えることを目的としておりワキガ臭の元となるアポクリン汗腺への効果は一切ありません。
約40年ワキガ治療に携わってきましたが、有効なワキガ根治治療の選択肢は2つです
- 1回切って完治再発の可能性ゼロの100%完全完治
- 切らずに複数回ミラドライでほぼ気にならない状態
ワキガはアポクリン汗腺がわずかでも残っていれば臭う可能性があります。またアポクリン汗腺は新たに作られることはなく、ダメージを与え機能
させなくすれば生涯復活することはありません。理論上は「再発」でなく「取り残し」が原因です。私のワキガ治療では「100%完全に臭いを消したい」という方には皮下組織剥離法による完治手術を適用しています。汗腺組織を直視下で除去し残っていないことを確認しますのでワキガ臭が残ることはありえません。しかし手術ゆえの傷は残ります。(脇毛もなくなります)
どうしても傷が残ることを懸念する方にはミラドライをお勧めしますが、状態によってはダブル照射でより確度の高い治療結果を目指します。
費用について
ドクターカウンセリング無料
- 他院での治療からの再手術
- 両ワキ 473,000円(税込)
- ミラドライ
- 両ワキ 1回目 363,000円(税込)
2回目 209,000円(税込) - 両ワキダブル照射 1回目 440,000円(税込)
2回目 385,000円(税込)
その他のケース例
二重まぶた(埋没法)の糸が外れてしまった
掛ける糸も進歩して切れることはほぼないものになっています。またデザインがしっかり出しやすい「線留め」は外れにくく昨今では主流の技法です。
例)若い時に二重手術をしたが瞼が落ちてきてしまった
まぶたを上げ下げする「眼瞼挙筋」という筋肉が衰えてきて瞼が重く落ちてきてしまう症状になります。眼瞼下垂の治療になりますが、重度の症状であれば切る手術、軽~中度でれば切らずに埋没式挙筋短縮術で対応できます。
施術費用例(両目)
- 埋没法(点留め)
- 1点留め33,000円~3点留め77,000円(税込)
- 埋没法(線留め)
- 1線留め66,000円~2線留め132,000円(税込)
- 切らない眼瞼下垂治療
- 330,000円(税込)
シリコンやプロテーゼ等異物の除去
お顔や体(性器等含む)にシリコンやプロテーゼ等の異物は長年入れていると不具合を感じるケースも多くあります。加齢とともに体も変化しますので一度元に戻し再考するのもよろしいかと思います。以前当院では宍戸錠さんの頬のシリコンを除去した例もあります。
施術費用例
- シリコンやプロテーゼ等異物の除去
- 1部位 110,000円(税込)~