脂肪吸引
脂肪吸引は、通常のダイエットでは不可能な脂肪細胞の除去を行うことができ、確実に痩せることができます。施術した箇所はリバウンドしにくく、太りにくい身体になります。施術はカニューレという器具を使い、気になる部分の脂肪を吸い出します。腹部、太ももなどのボディだけでなく、あごや頬などの小さな範囲でも施術する事は可能です。 どの部分を施術する場合も入院は不要です。
重度の肥満体型の脂肪吸引について
一般的な脂肪吸引より何倍も多くの脂肪を吸引する必要があり、それに伴うリスクや専門の知識も必要になります。また皮膚の切除が必要となる場合もあり、大がかりな手術となることがあります。『他のクリニックでは断られた』『どこへ行けばいいのかわからない』という方はご相談ください。当院では重度の脂肪吸引についても、カウンセリングで症例をお見せしながらご説明できます。
脂肪吸引の特徴
- 不要な脂肪を取り除く治療のため、痩身効果を直後から実感できます。
- 1回で確実に痩せて細くなることが可能です。
- ダイエットや他の痩身治療・エステなどでは不可能な脂肪細胞の除去を行うことができます。
- 脂肪細胞の数が減るので、リバウンドしにくい身体にできます。
- お腹周りや太もも、二重あご・頬まで様々な部位の治療が可能です。
- 当院では重度な肥満体型の方の脂肪吸引にも対応しています。
適応部位について
脂肪吸引が可能な部位例です。
-
顔(頬、あご)
耳の後ろなど傷跡がなるべく目立たない箇所から吸引します。術後の腫れを最小限に抑えるために専用のフェイスマスクで圧迫固定します。
- ぽっちゃり顔を解消し、小顔に
- 二重あごの解消
- 丸顔・下膨れの顔を解消
- 輪郭がはっきりとしたシャープなフェイスラインを形成
-
二の腕
傷跡がなるべく目立たないように、ひじや脇の下から吸引し圧迫固定します。術後1週間程度は腫れや筋肉痛のような痛みが残る場合があります。
- 二の腕の振袖肉・たるみを解消
- ノースリーブや半袖がスッキリと着こなせる二の腕に
- ぽっちゃりと短い腕を、細くすることで長く見せる
-
腹部
腹部は脂肪が付きやすく、脂肪吸引のご要望が一番多い部位です。腹部の脂肪付き方には個人差があり、上腹部に脂肪が付きやすい方・下腹部に付きやすい方など人によって様々ですが、美しい仕上がりになるようにデザインし状態に合わせた最適な量・部位にて脂肪を吸引します。
- 脂肪でたるんだ下腹部を解消
- ポッコリお腹を解消
- くびれのないウエスト周りに美しい曲線を出す
- 加齢とともにせり出たお腹のサイズダウン
-
背中・腰周り
背中や腰など、後ろ姿に付いたお肉はとくに年齢を感じさせてしまいます。さらに運動などでも落としにくい個所ですが、脂肪吸引によって確実に落とすことができます。背中周りには硬い線維性の組織が多く存在するため、他の部位よりも腫れや出血が出やすい部位ですが、ダウンタイムを最小限に抑え、傷跡が目立たないように吸引部位や吸引量を判断します。
- ブラジャーからはみ出た背中のお肉を解消
- ぽっちゃりとした首下から肩甲骨あたりのラインをスッキリと
- もたつきパンツにのってしまう腰周りのお肉をシェイプアップ
-
臀部(お尻)
お尻の脂肪吸引によってキュッと引き締まったヒップラインにすることができます。状態によっては、腰周りや太ももとの脂肪吸引も合わせて行う事でより理想的なボディラインに整えることができます。
- 大き過ぎるお尻を小尻に解消
- ダブついた四角いお尻を丸みのあるヒップに
- 太ももと一体化したようなお尻のラインをスッキリさせる
- お肉によって二段になってしまったお尻のラインを解消
- 加齢によってたるんでしまったお尻の脂肪を取り除き、若々しくヒップアップ
-
太もも
ダイエットしても細くなりづらく、厄介なのが太ももです。内側・外側・前・裏と、人によって脂肪のつき方は様々で治療も広範囲となりますが、下半身全体のバランスを考え足の美しいカーブを作るために状態にあわせた細やかなデザインをして吸引を行います。太ももの付け根やヒザ裏のシワ部分など目立たない部位から脂肪を吸引し、術後はガードルで圧迫固定します。
- 内ももを細くスッキリとさせ隙間を作る
- 外側に張り出した太ももを解消
- 前ももの脂肪による盛り上がりをスッキリさせる
- ポチャッとして短く見える足をスラリと美脚に改善
施術について
当院の脂肪吸引について-ウエット・メソッド法-
ウエット・メソッド法とはTumescent(チュームセント)液と呼ばれる低濃度の局所麻酔液、止血剤、生理食塩水をブレンドした液体を皮下脂肪層に注入して脂肪吸引する方法です。脂肪を柔らかく吸引しやすい状態にでき、より安全で効果的な脂肪吸引を行えます。また脂肪吸引では避けることができない出血や、術後の腫れ・内出血を抑える役割も果たしてくれます。
【ウェット・メソッド法の特徴】
吸引前にTumescent(チュームセント)液を注入することで▼
- 脂肪細胞を十分膨らませることでき、吸引除去しやくすなります。
- 吸引しやくなるため施術時間が短縮でき、身体への負担も軽くなります。
- 施術中の出血を最小限に抑えます。
- 施術後のむくみ、腫れを軽減し、回復を早めます。
施術方法
カウンセリング
患者様の体質や脂肪の状態を診断し、お悩みや仕上がりについて詳細にお伺いします。また脂肪吸引は切開を伴う施術であるため、術後の腫れや内出血はある程度避けられません。吸引できる脂肪量にも個人差があり、たとえご要望があったとしても、安全性やキレイな仕上がりのために残す必要がある脂肪もあります。安心して治療を受けていただくために、脂肪吸引の仕組みや経過についても説明いたします。治療に対する疑問や不安があれば、些細なことであってもお尋ねください。
デザイン
脂肪吸引で重要なのがデザインです。なぜなら吸引する量が多いほど良いというわけではなく、ただ細くするだけの治療ではないからです。美しいラインを作り出して痩身することが目的の治療です。例えば腹部の脂肪吸引であれば、腹部全体が直線的に細くなってもキレイな仕上がりとは言えません。自然でキレイなカーブ(くびれ)がありウエストラインがキュッと引き締しまった腹部にすることが目的です。
その方の状態や全体のバランスにあわせて、どの部位からどのくらいの量を吸引するかを見極めデザインし施術します。そのために術前の綿密なマーキングが欠かせません。どの角度から見ても自然で美しいラインになるように丁寧にデザインし、治療部位に直接マーキングしていきます。
麻酔
吸引の前に注入するTumescent(チュームセント)液には麻酔液が含まれており痛みを抑える作用があります。 またあわせて局所麻酔をして施術を行います。
吸引
目立たない部位に数ミリほどの皮膚を切開しカニューレを挿入します。利き手でカニューレを操作しながら、もう一方の手でカニューレの位置を常に確認して正常組織を傷付けないように、丁寧に脂肪を吸引していきます。
吸引について
脂肪吸引では皮下脂肪を取りすぎないことも重要です。必要以上の吸引は安全性を損なうだけでなく、仕上がりも良い結果が得られません。皮下脂肪が全くない状態ではゴツゴツとした硬い寒色になったり、部分的に皮膚と筋膜が癒着し、表面に凸凹や段差になることがあります。薄く脂肪を残す事で自然な柔かさを保ち、美しい仕上がりにすることができます。
スキンプロテクターについて
吸引時に切開した個所をカニューレが何回も通過するため、切開部にスキンプロテクターを装着して吸引します。切開部を保護することで摩擦によって起る挫滅、熱傷を防ぎ、切開の傷跡がキレイに目立たなくなるようにします。
- ×
スキンプロテクターなし
カニューレを動かすたびに切開部分の皮膚が摩擦によってダメージを受ける - 〇
スキンプロテクターあり
皮膚の損傷や熱傷を予防し傷跡を目立たなくさせます。
カニューレについて
様々な体形や吸引量に対応できるように数種類あります。
術後のサポーターについて
術後の腫れや浮腫み・内出血を予防するために、専用のガードルやサポーター、包帯を使って患部を圧迫固定します。施術直後から1~3ヵ月程度装着します。長時間装着した方が術後の回復が早くなるため可能な限り付けていただきます。詳細についてはカウンセリングにてご説明いたします。
通院について
基本的に翌日検診⇒施術1週間後(抜糸)⇒施術1ヵ月後検診の3回です。
患者様のご都合やスケジュールにあわせて行いますのでご相談ください。
- 施術時間
- 1部位30~120分程度です。
- 麻酔
- 基本的に局所麻酔で行います。
- 入院
- 入院の必要はありません。
- 通院
- 3回(翌日検診/施術1週間後(抜糸)/施術1ヵ月後検診)
- シャワー・入浴
- 術後24時間は患部を濡らさないようにしてください。例えば腹部の脂肪吸引後に足をシャワーで洗う、洗髪するなど患部を濡らさない限りは当日からシャワーは可能です。抜糸後(約1週間後)であれば通常通りのシャワーや入浴ができます。
- 術後の腫れ
- 1~2週間程度はある程度続き、徐々に落ち着きます。
Q&A
- 脂肪吸引でどれくらいの量がとれますか?また、体重は減りますか?
- 安全第一ですので、安全の範囲内で最大限に取りますが、脂肪がとれる量は個人差があり、部位によっても異なります。体重の変化は大きくはありません。これは脂肪が骨や筋肉などに比べ非常に軽いためですが、見た目には十分な変化が現れます。
- 吸引部分が凸凹することはありませんか?
- ウェット・メソッド法により脂肪が柔らかく吸引しやすい状態なので自然なボディラインにできますが、凹凸部が完全に平らになるのに3~6ヵ月の期間、ウエストニッパーやガードルでひきしめていただく必要があります。
- 施術中・施術後の痛みはありますか?
- 局所麻酔とあわせて低濃度の麻酔薬を注入して行うウェット・メソッド法ですので施術中の痛みはありません。術後、麻酔が切れた後のために、痛み止めを処方しております。
- 傷跡は目立ちませんか?
- 切開部は数ミリで、3~6ヵ月で白い線に変わり目立たなくなっていきます。
- リバウンドしますか?
- 脂肪細胞そのものを取り除くので、施術部位は太りにくくなります。施術後に暴飲暴食を繰り返せば残っていた脂肪細胞が大きくなり、太る可能性はありますが、吸引する前よりも脂肪細胞の数は少ないため、その分太りにくい体質になっています。
費用について
- ドクターカウンセリング無料
(税込) | ||
脂肪吸引 | 腹部(全体) | 1,320,000~1,584,000円 |
---|---|---|
腹部(一部) | 330,000~660,000円 | |
背中 | 330,000~660,000円 | |
臀部 | 330,000~660,000円 | |
太もも1ヵ所 | 330,000~660,000円 | |
二の腕左右 | 330,000~660,000円 | |
頬左右 | 330,000~660,000円 | |
二重アゴ | 330,000~660,000円 |
※局所麻酔代、施術後の処方薬(痛み止めの薬等)一切込みの記載です。