眼瞼下垂の治療

「左右の目の開き具合が違う」「まぶたが落ちてきて老けて見られる」

眼瞼下垂とはまぶたを上げ下げする「挙筋」と呼ばれる筋肉がゆるんでしまい、上まぶたを意識して持ち上げていないと落ちてきてしまう症状です。先天的もしくは加齢による筋力低下が原因で、ハードコンタクトの長期使用でも症状が現れる場合があります。
眼瞼下垂治療により、黒目が見えるようにパッチリとより美しく治療することができます。

眼瞼下垂の問題点

■眼瞼下垂の問題点
視界が狭くなるため、様々な弊害が起こる可能性があります。

【健康面】
頭痛・疲労・肩こり
【美容面】
額の横ジワ・眉毛と目の間の幅が広がる
目を見開くことが癖になりやすく額の横ジワができやすくなったり眉毛を持ち上げて見ようとするクセがつき、眉毛と目の幅が広がりやすくます。

目を見開いた時に額にシワが寄る人は要注意

隠れ眼瞼下垂について
眼瞼下垂の自覚症状がなくても、目を見開いた時に額にシワのよる方は眼瞼下垂の症状が現れており、治療対象となります。症状が進行する前に眼瞼下垂の治療を受けていただくことで、額の横ジワの予防になります。また隠れ眼瞼下垂であれば症状は軽度～中程度であると考えられ、切らない治療法も効果的ですのでご相談ください。

眼瞼下垂の治療について

ご希望や症状に合わせて治療を選択。重度の眼瞼下垂または半永久的な効果をご希望であれば手術、軽度から中程度でダウンタイムを気にされる方などは切らない治療が適していますが、実際にどちらの治療法が適しているかはカウンセリングにて診断しお話しします。

挙筋短縮術

重度の症状にも適応でき、半永久的に効果は長持ち

まぶたを上げ下げする「眼瞼挙筋」という筋肉を短縮する手術を行います。眼瞼下垂は上まぶたの筋肉(挙筋)の低下が原因ですが「挙筋」は鍛える事ができないので、筋肉を短縮させて少しの力でもまぶたを上げられるようにするわけです。
この手術のポイントは黒目を適度に露出させることですが、まぶたを引っ張り過ぎて、目が三角になったり、目を閉じても白目が見えるようではせっかく手術しても見た目に美しくなく意味がありません。自然な目のカーブを作るために眼瞼挙筋を固定する位置を決定します。高度な技術を必要とする手術で、熟練したドクターの技術と経験が必要です。

治療時間 60分程度
通院 10日後に抜糸
シャワー・洗顔 患部を濡らさないようにすれば当日から可
腫れ 10日間程度

【切らない眼瞼下垂治療】埋没式挙筋短縮術

軽度から中等度の症状に適応

瞼板の裏側にある「眼瞼挙筋」に糸をひっかけてすくいあげ、瞼板に近づける施術です。糸を使う二重埋没法の延長にある治療ですが、より深い部位にアプローチする方法となります。二重埋没法が瞼板と皮膚を糸で固定するだけなのに対し、埋没式挙筋短縮術は「眼瞼挙筋」まで糸をひっかけて固定する工程が加わります。 軽度から中程度の眼瞼下垂に適しており、メスを使用しないため通院は不要で、「挙筋短縮術」よりもダウンタイムが軽く、術後の経過は二重埋没法とほぼ変わりません。

治療時間 片目で10分程度(両目で20分程度)
通院 不要
シャワー・洗顔 患部を濡らさないようにすれば当日から可
腫れ 個人差がありますが、泣いた後くらいの腫れが2～3日あります。

眼瞼下垂治療のメリット

目を開けやすくなり視界が広くなます。また額のクセじわを防ぎます。さらに無理に目を見開くことがなくなるので肩こりや頭痛が軽減されるというメリットもあります。

  • 目を開けやすくなる
  • 視界が広くなる
  • 額の横ジワの解消・予防
  • 垂れ下がったまぶたが解消され、目がぱっちりと二重へに改善
  • 眼瞼下垂が原因で起こっていた肩こりや頭痛の軽減

Q&A

キズは残りますか？
「挙筋短縮術」の場合は通常の二重手術と同じく二重のラインに沿ってまぶたを切開しますので切開跡は目立ちません。「埋没式挙筋短縮術」はそもそもメスを使用しないため、切開跡はありません。
どのくらい腫れが続きますか？
「挙筋短縮術」は徐々に腫れや赤みはひき10日ぐらいで落ち着いてきます。「埋没式挙筋短縮術」は二重埋没法の術後経過と同じ、泣いた後のような腫れが2~3日程度あります。それぞれ個人差はあります。
左右の目の大きさが違うのですが…。
症状の改善ととともに仕上がりの美しさにも重点をおいていますので、あさひ美容外科の眼瞼下垂治療では左右の目をバランスよくそろえることができます。